ユリといえば香りでしょう。。。
ところがスカシユリは香りありません。
ちょっと寂しい気もしますが
続いて咲き始めるカサブランカがもう十二分に香って
くれますから いいとしようではありませんか。
スカシユリ(透百合)の名前
はなびらの付け根の部分がテッポウユリなどと違って
離れてる・・・下が透けて見える。。。ということ。。。
らしいのですが。
透けてない!!! 調べてみたら 園芸用改良種
なのですね。 いまどき文字通りの透百合あるのかなあ。
・・・とはいえ 日陰に加えて雨・風・・・倒れるけど・・・許してあげて・・・
風情 また よろしいのではないかと・・・
ユリ科ユリ属 花期6−7月 60−100cm
花色 赤 オレンジ ピンク 白
スカシユリはユリの仲間のうちでは日向を好むし
花が上を向いて咲くせいでしょうか どことなく陽性
6月中旬から見頃となる初夏の花
花数も結構多く 2−3週間は堪能でき
梅雨時の庭に活気もたらしてくれるありがたい花です
白いスカシユリ咲いているのは半日陰です。
スカシユリは日向で。。。と本はいってますが。。。論より証拠。
半日陰の庭・シェードガーデンに是非おすすめしたいのです。
ひなたで陽気に 日陰でしっとり
スカシユリは両刀使いのかしこいユリです。
また背丈1mくらいでしっかりめの茎をまっすぐ
立ち上げたがる性質なので支柱そえてあげるだけで
きちんとした姿勢で咲いてくれる。。。という
日陰に持ち込む花の最重要チェックポイントを
クリアしてるのです。
スカシユリの育て方(百合の育て方)
耐寒性秋植え球根です。
ユリの球根植え付けは深植えがポイントです。
球根の下から出る根は株全体を固定させるための根。
栄養とりいれ花咲かせるために 球根の上と地表の
間の茎からもっと大切な根(栄養などを吸収する根)
を出すのです。
これが深植え必要とする理由です。
またこの理由からでしょうかユリの株もとは日陰
気味がいいらしいのです。株もとの乾燥を嫌うという
表現もつかわれてます。
花後は種つけさせないように花首の下で切り取ります。
また茎はなるべく切り詰めないこと。
その理由は ユリの茎は葉と共に炭酸同化作用に参加し、
来年のための球根づくりに参加貢献するからです。
それに秋に美しく黄変する茎・葉とてもいいものです。
深植え球根花の利点
発芽まで 球根の上の土の部分活用しない手は無い!
冬から早春 しっかり花植え込んで楽しみましょう。
パンジー、ノースポール、わすれなぐさ、ムスカリ、
においスミレ etc.
この利点はスカシユリよりも開花時期の遅い
カサブランカ、鹿の子ゆり等に
より積極的に適用お薦めしたいポイントです。