隣は、ドレス姿の先輩です。

  社交ダンス( Ballroom-dance)には、大きく分けてモダン(Modern)と、 ラテン(Latin)という2種類の踊りがあります。そのうちモダンには、ワルツ、 タンゴ、スロー・フォックス・トロット、クイックステップの4種目があり、 イメージとしては、ドレスや燕尾服を着て優雅に踊る、貴族の舞踏会です。 一方ラテンはサンバ、ルンバ、チャチャチャ、パソ・ドブレといった、明るく ノリの良い南国風のリズムにあわせて踊る、お祭りのような感じです。

  もちろん、どの踊りもそれぞれ違った雰囲気をもっています。 例えば、モダンでも、ワルツは3拍子で華麗に踊るのに対し、タンゴは激しさや 情熱を表現します。またキツネが忍び寄るような滑らかな足はこびのスローや、 楽しく軽快なクイック。 ラテンでは、愛(それも悪女の誘いらしい!?)を 表現したルンバ、元気なサンバに、スピード感あふれるチャチャチャ。そして 闘牛士の勇ましさと荒々しさを踊るパソ。

  おもに、これらの8曲(他に、ウインナーワルツとジャイブがあるけど)を 音楽に合わせ、パートナーを組み2人で踊ります。またパーティーダンスとして マンボー、ジルバ、ブルースなどもあります。