わたしの庭の写真集

***あとのない仮名***

おもいおこせば

初夏・夏の庭
  目次


  初夏の
シェードガーデン

「あとのない仮名」 山本周五郎さんの短編です

たしか 植木職・庭師の苦悩・絶望: 
       どんなに手を入れ心注ぎ 
       知力尽くして造った自信作の庭も・植木も 
       ある時点すぎると 突然 調和乱れ
       勝手なコントロールもなにもきかない
       見知らぬ庭に・木になってしまう・・・


庭いじり花づくりするようになって
 しみじみ 思いだしたのです

花・木・庭 思うようには育ってくれません 
つかの間 調和をみせてくれて 有頂天にさせてくれても
もうすぐに 迷いのジャングルに突入
ある時は有頂天 ある時は憤激の嵐 
はたまたしょんぼりの権化
ああ あの庭師さんの絶望感 わかるうう


ということで
読み直してみたら そうシンプルではなく 
ねっこ人間不信から
ひねくれ・ふてくされてしまった 男のお話でありました。 
ふうむ。

すねてしまう ふてくされてしまう というほどの 強さ?も
もちあわせていない私めです。
有頂天・憤激の嵐・しょんぼりの権化 の後は 
素直に有頂天のひとときおもいおこし 
そんな気持ち与えてくれた庭に花に しみじみ感謝しています。
すべてが偶然 そんな偶然にちょっとでも荷担出来た
かもしれない かすかな可能性をうぬぼれ として 
ハッピーにまた庭に出ていくのであります。


まだ いろはの いろ くらい・・・
わたしの 仮名はまだまだ続いてくれそうです。
おむこさんもいい人だし!!!!! はははの高笑い。