終身雇用制の存在2
統計表1を見れば明らかなように実際には平均勤続年数は
20
年には達していない
これは企業が雇い入れる労働者数が年々増加しているため
若い年齢層ほど社員数が多く、平均的な社員の年齢が
40
歳
に満たないため
終身雇用制の場合には、社員の平均年齢から(入社時の年
齢である)
20
を差し引いた値が平均的勤続年数
例えば、社員の平均年齢が
30
歳であれば、平均勤続年数
はほぼ
10
年になる
統計表1にこの方法を適用して推定するとやはり日本の大
企業では終身雇用制に近い慣習が存在