おもいおこせば
**エミリ・ディッキンソンの庭**

エミリ・ディッキンソン 
19世紀末アメリカ ニューイングランドで生き 
詩を書き残していった女性です
感覚の中に入り込み 感覚を結晶させたような言葉を
つかって 独自の詩の世界 創りあげてると思います

詩人の感覚ですもの共通項なかなか・・・
ほとんどの詩 あーん わからんよお・・・となるのですが
なかに
ズキリ胸深く切り込まれてしまい 震え上がってしまう
そんな詩があって
大切にしてる女性です

晩年の数十年というもの(56歳で亡くなってますね)
彼女 家の敷地(家と庭)から一歩も出ず また
白いドレスで暮らした・・・と言うことです

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ニューイングランドの秋の美しさ!
呆然と歩いてたら
なんと 
“エミリ・ディッキンソンの家”の前に立っていたのでした

もう慌てたのなんの 
死にものぐるいの回れ右・逃げ帰ってきたことでした


  ああ 何故 
  ほんと 何故?
  その時も今もさっぱりわかりません
  ただ 心が全力あげて 理由・分析するの避けようとしてる
  気配感じています
  だから それでいいのだろう・・・としてはいるのですが

“エミリ・ディッキンソンの庭”とした写真集も入手したのですが
これまたすみやかに持つにふさわしい友にプレゼント

  彼女の庭 私の庭
  共通項? きっとなにもないでしょう
  異質の二つの庭 
  そのへんに逃げ帰ったわけの手がかり隠されてるのかな?

ただ
彼女 彼女の庭で おもいおこせばのひととき あったとすれば
私 私の庭で おもいおこせばのひととき もちながら

  エミリ・ディッキンソンさん
  あなたもわたしも
  お庭あって よかたわねえ!!!!
  


  

アスクレピアス

秋・冬・早春の庭
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